AVレビュー。
ある年の大みそかの出来事。

年内にUPしようと思ったけど間に合わんかった…。

新年早々ですけど
ブログ自体はほぼ年内に書いておりますた。

近親者ってどこまでのことを言うんだろ?

…いちおちょっと自粛モード。




…ってことでいろいろ察した上で先を読んで頂ければと。
「一家に一台」

それが親戚の間での私のキャッチフレーズだったの。

なんでだろうね?
でも悪いことではないでしょ。

一家に一台、必要じゃなかったら
粗大ごみの日に捨てられるわけで…

必要とされてることが嬉しかった。

それをずっと言い続けてくれた人がいる。
それがお母さんの妹、叔母ちゃんに当たる人。

一昨日の夜中、末期の癌だって電話がかかってきてね…。

昨日の昨日まで本人以外誰も知らなかったみたいだよ。

一緒に住んでる旦那さんですらも知らなかったんだって。

叔母ちゃんが末期の癌だってその電話を受けた後、
お母ちゃんが言ってた。

「なんで言わなかったんだろうね」って。

…でも分かる気がする。

どの段階で叔母ちゃん自身が
自分が癌だということを知ったのか分からないけど
周りに言ったらきっと周りは延命治療をすすめる。

余命数カ月…
先がそう長くはない事…

そういう見方をされるのは
イヤだったんじゃないのかな。

いつまでも「特別」じゃなく
「普通」に接して欲しかったから。

それをもし周りが知ったら
本人に悟られないように意識してないつもりでも
きっと変わってきちゃうし察してしまうだろうから。

誰かに言わずとも自分だけで延命治療を…と思っても
抗がん剤治療とかすれば副作用もあるだろうし
見た目に分かっちゃうし…ね。

でももう治療もせずに
そのまま「普通」にしていることも
難しいほど大変だったみたい…。

30日夜中、やっと入院先の病院が決まって
お母ちゃんも急遽入院先の病院に
様子を見に行くことになって…

向こうに着いたのがおそらくお昼の2時過ぎ。

「今日に今日すぐってことはないから…」

そう言ってお母ちゃんも家を出ていったはずなのに
向こうについて1時間も経ったか経たないかぐらいに届いたメール。


「○○ちゃんが逝ってしまいました。」

こんな大事なメールですら
圏外のポンコツ携帯だから遅れて届いたんだけど…。

あまりに急すぎ…。

ホントに誰にも心配も迷惑もかけたくなかったから
ギリギリのとこでみんなに打ち明けたんだろうなと思ったら
最後の最後までらしいなって気がします。

体調が悪くなっていつもと様子が違って救急車を呼んで
自分が末期の癌だってみんなが知ってから
逝ってしまうまで24時間も経ってないから…ね。

最後に会ったのはいつの日だろう…
もう覚えちゃいないぐらい前のことだったりもするけど…

まだ私が小学生ぐらいのころから
会うたびに言ってくれてた親戚内の「一家に一台」から
今は「会社に一台」ぐらいには成長できたのかね。

…きっとヒネクレ者だから他の会社じゃ通用しないと思うけど(´・ω・`)



ここまでは2012年12月31日の16時56分に一回保存したの。

その後に年末のご挨拶を何事もないように書いて
来年になる前にUPしようと思ってたんだけど…

間に合わなかったぃ。



えと…
そんなことがあったのに年末のご挨拶ブログったら
相変わらずのエロい事書いてて
不謹慎かと思われるでしょうけど…

私も至って「普通」にしときたかったのです。

誰にも迷惑をかけまいと
癌のことは誰一人家族すら知ることもなく、
限界まで誰にも弱音を吐かずに
一人で闘ってた叔母ちゃんの思いを尊重してね。

「普通に」って言ったってさ、
こやっていろいろ思い出しながら文章にすれば
泣きたくないのに涙も鼻水も出るんだけど。

「ホントに誰も知らなかったの?」って
何回も聞いたんだけど
末期の癌だって一昨日運ばれるまで
誰にも気づかせることなかったみたい。

今思えば…ってことはいろいろあるみたいだけど。

だからって逝ってしまった後で
「何で気付かなかったの?」って
近くにいた人間を責めるのも違うし…ね。

生きるとか死ぬとか、
それと一緒に考えるのは違うかもしんないけど
「性」って漢字はココロの意の「心(りっしんべん)」と
生まれながらの意と音を表す「生」とから成るわけだから
考え方によってはセックスだって
生きてく上で軽視しちゃいけない大事なことだと思うんだよ。

だから私はこのブログに
AVとか男優さんのことと
自分の日常生活に起きたことも
相棒ちゃんのことも
あえてブログを分けずに混在させて
ありのまま書いてるつもりではいるんだけど。

まぁほら私の場合、
「性欲がなけりゃなっちじゃない」って相棒ちゃんに言われるほどで
性欲がないと本気で心配されるからさ。

最後まで叔母ちゃんが叔母ちゃんらしく息を引き取ったなら
私が私らしくあるためには「性」に関すること自粛しちゃよくないかと…。

冠婚葬祭マニュアルに書いてあるような常識には添ってなくて、
世間一般的には「不謹慎」かもしれないけど
それは多分、宗教的なものや残された人同士の思いの方が強い気がして…ね。

だからこやって私ってば叔母ちゃんの生き方、逝き方から望んだことを考えて
新年早々、自粛すべきとこを私のまんま捻くれたブログを書いてるのです。

ただ「普通」にしなきゃいけないのに
涙が出るのは誤算なんだけど…ね。


新年早々、重い記事で
読んで後悔させてたらゴメンナサイ…。


書いちゃってから何だけど私のことは気にしなくていいよー。

ちょっと気持ちの整理を「今さら」するから
返信とか遅れるかもだけど普通どおりで…ね。

予定外だけど叔母ちゃんとのお別れのため、
3日には群馬に行くことになりそうでやんす。

離れてはいてもいつでもその気になれば会えると思ってた人が
ある日突然、二度と会えなくなるってホントにあるから
会える時に会っとくべしです!

今の私が言うと説得力あるでしょ?

ホントに…

未だ、実感はないんだけどね…。

3日が会える本当に最後の日になるから行ってくるさ。
[ 2013-01-01 (Tue) 02:25 ]   Comment(2) / TrackBack(0)
   Category:雑記。
written by うっかりはちべえ
このブログを読む前に、何も知らずに新年の挨拶をしてしまい、すみませんでした。

なっちさんの叔母さんはとても強い人だったんですね。
でも、残された家族は、何で気付かなかったんだろう…と自分達を責めたんじゃないかな?
私は3年前に母を末期癌で亡くしました。母の場合は、私達家族が余命を聞かされいて本人には言いませんでしたが、多分気付いていたと思います。
私は母の一年の闘病中に、自分が後悔しな私いように母と過ごそうと思い、自分なりに接し、最期も私だけで看取りましたが、やっぱりどんなにやったと思っても、もっとできることがあったのでは…と後悔しました。結局、まわりは知ってても知らなくても後悔するものなんだなと思いました。
本当に生きていることは当たり前じゃないから、大切な人には会える時に会った方が
いいし、普段から素直に気持ちを伝えた方がいいですね。私は素直じゃないのでなかなか難しいのですが…。
関係ない私の話を持ち出し、すみませんでした。
なっちさんの叔母さんのご冥福を心よりお祈りします。
2013-01-03 (Thu) 00:46 Web [ Edit ]
written by なっち♀
>うっかりはちべえ さん

今さらこんな話ですが…
その後、家族が後を追ってしまいました。
一番身近にいた人なので自分を責めてのことだと思います…

最後の時を待つのも辛いけど
突然なのもココロの準備が全くできないので
未だに2人がいないことの実感はないのですが、
残されたものは立ち止まっても前に進むしかないですもんね。

両親ともに健在なのは本当にありがたいことなのですが、
分かってはいてもなかなか素直になれないんですよね…

ずっと何事もない今のまんまが続けばいいんですけど
いつ何があるかわからないので何かあった時に後悔が少なくなるように心がけたいと思います。

ご自身の経験をお話して下さりありがとうございました<(_ _)>

2013-04-20 (Sat) 23:04 Web [ Edit ]
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