AVレビュー。
明日の日常フェス前に「日常」のことも書こうかと。

なんとなく…
AVの見方が違う気がする。

でも人によっていろんな見方があると思って
大目に見てやってくださいな。

誰も期待してないと思うんですけど自分なりに
思ったことをまとめておきたいと思った次第です。

「日常」作品ってタイトルに「日常」が入ってるの
いろいろあるんですよねん。

…個人的にはタイトルは同じでも
内容は全然違うアイポケさんの「日常にあるセックス」も好きだけど
全然テイスト違います…。

これはいろんな日常の中に
無理やりセックスを押し込んだ感じの
バラエティ要素が強いけど
そういうのも嫌いじゃないからw

かすみ果穂ちゃんの「日常」については
過去にも書いたことがあるので参考にしてください♪

日常にあるセックス かすみ果穂

プレステージさんの「ぼくらの日常2」も好き。
これも書いてたでしょ。
ほぼ主観で一徹さんは声のみなとこがほとんどだけど
会話の感じが素っぽくて嫌いじゃない。

僕らの日常2 (一徹さん編)

つまりはあんまり飾らないそのまんまな感じって
女の子は好きだと思うんですよねー。

てことで、日常について、
一徹さんに注目な人の方が多いと思われるので
あんまりじっくり見られてないであろうシーンのことを書こうかと・・・。 

もういろんな一徹ファンの皆様が
日常については書いていらっしゃるし
今更同じことしても…ねぇ。

でも最初は私も一徹さん目当てで見たはずが
黒田さんのシーンの方が好きでして…。

…この時点で異端児でしょorz  

 課長のセクハラで相談してきたまゆちゃんを
逆にやっちゃうって親切な振りして近づく狼。

黒田先輩の巧妙な口説き方とまゆちゃんの気持ちの変化。

こうやって画面の向こう側の気持ちの分析しながら
感情移入して見ちゃうのが私の悪いクセ…。

でもセックスは頭でするものだから♪

セックスにおける苦手なことは考え方次第で克服できて
気持ちがあって体が反応するものだと思ってるんだけど…ね。


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会社で上司のセクハラに悩むOL神谷まゆちゃんが
会議の前に先輩に相談したら相談を聞いてくれる黒田先輩。
食事に誘われそんなつもりで相談したわけじゃなかったけど断りきれず
彼氏・一徹さんとの約束をキャンセルしてまで先輩とお食事に行くことになる…。

そんなわけで前半ちょっと飛ばして
黒田先輩との居酒屋んとこから。

「分かるよ、言ってること…」

俺は気付いてたよ。
神谷、お前の味方だよ的な存在アピール。

給湯室でまゆちゃんが戸惑うのを聞き入れず、
半ば強引な誘い方をした時点できっと
まゆちゃんの相談に乗ってあげたいってよりは
向こうから持ちかけてきた相談を利用して
本当の目的は最初から違うとこにあるのに…。

「神谷ってさ、前から思ってたんだけど…」

…ってちょっと軽い男の子はさりげなく女の子褒めるの上手いよね。

今だからじゃなくて前から思ってたってことは
ずっと気にしてくれてたっていう。

時計を褒めたり、洋服のセンスを褒めたり…
女の子は絶対イヤな気しないでしょ。

「いい奥さんになりそうだな」

彼氏がいて、結婚願望ある女の子だったら
絶対悪い気がしない褒め言葉じゃない?w

そうやって少しずつ心の隙間に入り込んで
それに機嫌よく乗せられて
ガードが緩くなって許しちゃうんだな…。

徐々に縮まる2人の距離。

対面で座ってたはずなのに
いつのまにか黒田さん、
まゆちゃんの近くに行って
さりげないスキンシップ。

彼氏を理由に月イチのお食事の誘いを断るまゆちゃんに
黒田先輩が彼氏の否定をしないとこもさすがだな…なんて。

大人の男の「余裕」でしょ。

でもホントにまゆちゃんのこと好きだったら
彼氏の存在、あんまりよくは思わないよね。

この時点でそうは明言してないけど
エッチできたらいいんだから
彼氏の存在はどうでもよくて・・・
 
まゆちゃんの気持ちを左右させるキーワードにすぎなくて。

自分の大好きな彼氏のことを話して
否定されると女の子はイヤな気するけど
彼氏のこと、存在は認めつつ、

「俺も優しさには定評があるんだよ」
「神谷を傷つけるようなことは絶対しないから」

信頼して悩んでたセクハラの相談をした先輩に
冷静な判断も鈍るお酒の席でそう言われたら…
女の子はこの人いい人かもって思っちゃって断りにくくなるでしょ。

優しいフリするのもお上手。

さらに「ホントにお前のこと好きなんだよ」って
あの距離でストレートに言われたら
それがホントとか嘘とか考える余地もなく断るに断れない…

きっとまゆちゃんみたいな優しい女の子ほど。

自分のことを好きだと思ってくれてる人に
はっきりNOっていうことは悪い気がしちゃって…ね。

彼氏の存在も彼氏との約束も黒田先輩には
諦めるきっかけになることなく、断りきれなくて…

「じゃ、行くだけ…」

1時間、1時間半、ホテルまで行って何にもないわけがないのに…

居酒屋を出て場所が変わってちょっと冷静になったまゆちゃん、
ホテルに行こうとする流れで彼氏の事、一徹さんの事が気になって

「まゆ、彼いるもん。やっぱり好きな人いるのにヤダ…」

1回は承諾したホテルに行くことを躊躇するけど黒田先輩にとっては
「さっき行くって言ったでしょ?今さら何言ってんの?」って話。

「ここまで来てさ、彼とか言わないでね」

先に言い訳をつぶしちゃうとこもさすがでしょ。
そうやってまゆちゃんに迫る黒田先輩。

「先輩、来るだけ…」

「来てどうするの?」

分かってるでしょ?って
まゆちゃんに答えを委ねる聞き方もズルイっしょ。
強引でも無理やりではない同意の上…にしないと
後あとめんどうなことになるケースもあるもんね・・・。

「…」

「チューだけしよっか。そしたら仲良くなれるからさ」

絶対エッチとかセックスとかはっきりと言わないのは
流れでそうなるつもりではいても
それを言葉にすると女の子の罪悪感が増すから・・・。

「力抜きなよ、いろいろ教えてあげるから」

「やっぱり彼に悪い…だってさっき言ってなかった」

セックスとかエッチとか来る前に言っちゃったら
ホテルの部屋までは絶対来ないから黒田先輩の巧妙な手口・・・。

「終わったら忘れちゃえばいいでしょ。
言わなきゃ分かんないよ、彼氏には…」

「それでもヤダ…」

ここまできても断るまゆちゃんは頑張ったよね。
でも黒田先輩はさらに上手で・・・

「早く帰んないとだから早く終わらそうよ。」

彼氏のために早く帰りたいんでしょ?
そやって抵抗してたら早く帰れないよ?ってズルいっしょ。

今すぐ帰らせてあげるって選択肢は
ココまで来ちゃったらもうないよね…。

待ってる彼氏のために抵抗が弱くなるまゆちゃん。

些細な抵抗は感じてる声を出さないように
自分で自分の口を押さえる。

でも抵抗することを止めたことをいいことに…

「ホントはダメじゃないんでしょ?
ダメだったらさ、突き飛ばして帰ればいいのに…」


同意の確認・・・
突き飛ばさないってことは受け入れてくれるんだよね?って・・・。

「気持ち分かってくれよ…」

たまに自分の気持ちを放り込む黒田先輩。

「俺は好きなんだよ」っていう
ホントかウソかは分からないけど
「ヤリたいから」じゃなくて
その場限りのうわべだけの言葉だとしても
「好きだから」に許しちゃう。

抵抗するのは一瞬でその後は、
好きなわけじゃない黒田先輩のしてくれることに
感じちゃってる声が出ないように…
聞こえないように…

まゆちゃん、口もとの手が外せないの。

まだいろんな葛藤があるんだよね…。

でも少しずつほころび始めた糸を
さらに元に戻せないくらいほころばせちゃおうとする黒田先輩・・・

でも直接な言い方じゃなく
彼氏のためと思わせる・・・

「洋服汚れちゃったらさ、彼氏にバレちゃうよ。」

ここまで来たら後には戻れないし
大好きな彼氏を悲しませることがないように、
彼氏の存在を持ち出すことで
麻痺しちゃってるまゆちゃんは脱がされるまま…

でもだんだん、黒田先輩との行為は
「彼氏がいるからダメ」なんじゃなくて
「恥ずかしいからダメ」になってるまゆちゃん。

許しちゃうと感じてしまうことへの罪悪感も薄れて
感じてる声が出ちゃわないようにする抵抗もしなくなる。

ここまでまゆちゃんが許しちゃうと
いい人っぽくしながらも黒田先輩も本音が出てきて・・・

「誰にも言わないでください 。」

「言うわけないじゃん。
オレ、神谷と気持ちいい事したいだけだからさ。


困らせるようなことしないよ。
オマエの困る顔見たくないから。

気持ちいい?

はい、気持ちいいです

好きなわけじゃない先輩にイカされる瞬間は
感じちゃいけないって罪悪感が一瞬よぎるんだろね…。

あと挿入した直後もそんな気がする。

声を抑えようとするから・・・。

やっぱり、ただ気持ちいいこととイッちゃうことは違うんだよね。
前戯と挿入もそう・・・なんじゃないかな。

誰にも言わないからさ、ちょっとやってよ
ね?お願い…

「ちょっと」って場合によっちゃ都合のいい魔法の言葉で・・・。

言ってる方は最初から「ちょっと」のつもりじゃなくても
女の子に「ちょっとならいっか」って思わせちゃう… よね。

そんな都合のいい魔法の言葉も嫌いじゃないけどw

「先輩、気持ちいいですか?」

「めちゃくちゃ気持ちいいよ」

神谷がしてくれてると思ったらさ、興奮しちゃうよ
彼氏にもこういうことやってんだ?

自分から先輩に気持ちいいか聞いちゃうほど、もうだいぶ先輩に許しちゃってから
ここで彼氏のこと聞くのはホントズルイなーとかって思うんだけど・・・

もうまゆちゃんが拒否したりはしないことがわかってから
彼氏がいるのにまゆちゃんが自分とこんなことしてるっていうことに興奮するんでしょうね。

聞かなくてもわかることを改めて確認してさらに自分自身を高める・・・。


「気持ちよくないの?」

「気持ちいいです・・・」

「じゃぁいいじゃん。何がダメなの?ダメじゃないよ…」

罪悪感を緩和させる言葉かけもぬかりないよね。

「もっとやっていい?もっとやろうよ」

「彼氏もいいかもしれないけどさ、悪くないでしょ?」

「はい」

「神谷、いいよ。すごい、最高だよ。」

褒めることも忘れないし、騎乗位の時、
「神谷、ずっと見てるよ、下で 」
・・・って一徹さんがよく言う「見てて」の逆パターン。

羞恥心が興奮度を増長させる感じとか、
カラダだけの気持ちよさだけじゃなく
自分を見てもらえてる感じ、
きっと騙されちゃってるんだけど
個人的には嫌いじゃなかったりw 


「神谷、気持ちいいよ」

「まゆも気持ちいいです」

この時、まゆちゃんの頭の中に、
どれだけ一徹さんが存在してんだろ・・・。
あんなに彼氏って言ってたのに
黒田マジックにハマっちゃって…。

そんで終わってから・・・

「悪くなかったよな。またこうやって会おうよ、なっ!」

「好きだから」とかじゃなくて
結局まゆちゃんと気持ちいいことしたかっただけな黒田先輩・・・。

どこまでが台本でアドリブなのかわからないけど
こうやって口説かれていくんだなって・・・。

まゆちゃん、先輩がシャワーを浴びに行って一人になって・・・
やってしまったことに終わってから罪悪感を感じて
シャワーも浴びずに早々に一徹さんのもとへ帰る。 

そこからお部屋に戻って・・・
まゆちゃんと一徹さんの日常。

…とまぁ「日常」の黒田さんとこ、 私なりに書いてみましたん。

「日常」の中の男優さん、一徹さんだけじゃないし、
黒田さんとこもちゃんと見てほしくてw

自分が好きな男優さん以外のカラミ、
見れないっていう女の子もいるじゃん?

でも黒田さんのシーンもあって
その後のいつもと違う積極的なまゆちゃんがいるから
黒田さんのシーンがなんとなくだけでも伝わればいいなという余計なお世話。

個人的にはいろいろ思って心配してくれる優しい一徹さんより
やっぱ女好きの軽い男に惹かれちゃうもんでこんな感じになりました…

一徹さんとこはね、 まゆちゃんがカワイイから成立するんだと思うと
ヒネくれてる私は感情移入がそこまでできなかったのです…orz

嫌いなわけじゃないけど
リアルにラブラブセックスとかスローセックス、苦手なんだと思う…(´・ω・`)
なんか私ごときにそんなご丁寧にしていただけるのが申し訳なく思っちゃって(汗)

一徹さんみたいに大事にされた方がいいに決まってるのに、
何故かそうじゃない方に惹かれちゃうのよ…。

全部わかってても上手に騙されて泣かされたいとか思っちゃうの。
いろんなトラウマがあるんでしょうな…。

…それにドMだしね(笑)

そんなわけで明日は日常フェスにお邪魔します。
 
ご覧のとおり、異端児故、転校生気分で超不安…

でも嵐山監督や笠井監督にお会いできるし、
AVについて現役一徹ファンの皆さんのナマの声というか、
おそらく私とは違う目線のいろんな意見を聞けるのはなんか楽しみなのでつ。

[ 2012-12-15 (Sat) 14:42 ]   Comment(2) / TrackBack(0)
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