AVレビュー。
中学卒業時の寄せ書きに
未だに残る男子の面々からの「変態」の文字。

修学旅行で友達の女子を信用させて
男子の風呂の覗きを手伝ってた若気の至り。(反省してます…)

トイレの物置にエロ本隠しておいたのに
ばあちゃんに見つかって両親にチクられた時の
夜中の家族会議。

全て14歳~15歳の出来事です。

オトナと言われる年齢になって
AVを”堂々”と見れるようになる前からも
いろんなことがありましたが、もう20年も前のことなのに
当時の父上の一言が未だに鮮明に思い出されます。

「”そういうの”に興味があるのは仕方ないけども・・・」

娘を持つ男親ならではの複雑な心境も
この一言から読み取れないことはないですが
頭ごなしに叱りつけないところに父親の優しさを感じました。

「こんな娘でごめんね…」と思いながら。

隠しておいたエロ本の存在をおばあちゃんにチクられた時の気まずさは
今思い出しても二度とは体験したくないほど尋常ではありませんでしたが
次の日の朝は何事もなかったかのように接してくれたので
何事もなかったかのようにエロ本を隠す場所を変えました。

大人になった今では家宅捜査の時ですら
一切隠そうという気はなくなりました。

隠せる量ではないということもありますが
プロフェッショナルな方々は隠してあるものを捜すプロだから
令状提示されたらお手上げです…

でも一応18歳以上ですし
違法に仕入れたものではなく正規に購入したAVたち、
コンドームは生活必需品、
ローターも電マもディルドも嗜好品、
何を隠す必要があるのでしょう?という
開き直りに近いものもあり、
もし、大量のAV、オナホール、ローション等、
聴取する際に何か突っ込まれたら
その横に仁王立ちしている舐めっく性人のポスターを指差して
「この人が好きなんです♡」って言えばいいや…と。

男でも女でも”そういうの”に興味があるのは当然といえば当然のことだと。

でも未だにまだ理解されてるとは言い難いようで…

何故、女子がAVを見たらいけないのか…。

…なんででしょうね?

そもそもセックスは男と女でするものなのに。

未だにアダルトショップをウロついてると
後をつけられたり視線を感じることもしばしば。

私は男でも女でも見てもいいと思ってるので
何故女子がAVを見たらいけないのか…という問に
100人いたら100人が納得するような答えが分かりません…。

でもおそらく…
男の子が小学校入学の時、
ランドセルはピンクがいいって言ったら…
男の子がスカート履いてたりしたら…
男の子が「プリ○ュア」が好きって言ったら…

「ちょっと変わってるね。」って思われるのと
感覚的には一緒なのではないかと。

男はこうでなくちゃいけないとか
女はこうであるべき!みたいな理想論、
性別による先入観、男なら女ならこれが「当たり前」の感覚、
個人で思っている勝手な決めつけに
支配されているせいではないかと…。

「女性の性のカイホウ」ってなんでしょう?

通称「ヤリマン」も性のカイホウということになるのかもしれませんが
私が思う性のカイホウというのは性別で決め付けてしまうのではなく、
如何なる趣味・嗜好であっても偏見・隔たりをなくしていくこと。

性に関することに関していちいち自己主張する必要性はないし
適度な恥じらいを持ちつつ、公言していない女の子がほとんどなので
傍から見ればマイノリティなのは当然だとは思ってます。

でも別に何をどのように楽しむかは個人の自由で
わざわざ「私、AVを見てます!」って主張する必要性も
「AV男優が好きです!」っていちいち言って回る必要性もないし
楽しみ方はこっそりでもオープンでも自由でいいと思うのですが、
もし、ふとした折にAVや好きなAV男優の話になって
会話の中でAVの話をしたとしても偏見で拒絶されることなく
すんなり受け入れてもらえるような環境になれば
それは「女性の性のカイホウ(解放)」ということになるのではないかと。

実際のセックスにおいても
パートナーに対して自分の思っていることを伝えられない女の子達が
思ってることはあっても言えなくて苦しんでいるのだとすれば
相手が変わってくれることを待つだけではなく
せめて自分のパートナーぐらいには
自らが思ってることを伝えられるようになれることが
「女性の性のカイホウ(開放)」なのではないかと。

女性向けAVが普及し、AV男優人気も上々ではあるものの
女性の性の主張ばかりをするのも如何なものか…とも思うようになりました。

今まで抑制・制限されてたことからの反動で
逆に自分勝手になりすぎてやしないか…と。

自分への気遣いばかりを求めて
相手を気遣うことを忘れてるんじゃないか…と。

草食系男子が増えていると言われる昨今、
女の子も男の子に気遣うべきではないかと…。

とは言え、私には男と女を語れるほどの経験があるわけではありません。

むしろ経験もそれほどなく、
容姿端麗ではない劣等感が人一倍あるからこそ
人の気持ちを考えること、相手を思うことを
他の人よりも大事にしていきたいとは思うのです。


それと…

14歳の頃から変わらず好きなんだと思います。

何も言わなくても分かってくれる非の打ち所のない完璧な王子様よりも
ちょっとめんどくさいぐらいの手のかかる男の子の方が・・・



追伸…
久しぶりにブログを書いたら
ブログの書き方を忘れていました。

しばらくリハビリにお付き合いください…
[ 2015-06-14 (Sun) 13:29 ]   Comment(2) / TrackBack(0)
   Category:雑記。